いわゆる「エスツェット」と呼ばれるドイツ語アルファベットがあります。
ご存知のことでしょう。
ドイツ語を学んでいるとどうしても目にします。
目にしたくないと言っても目に入ってくる時には入ってきます。
それをコンピューター用のキーボードで打とうとしようとも
見つからない時があって苦労された方もいらっしゃったことでしょう。
実は日本にいた時のわたしでした。
幸いに私のキーボードはヨーロッパにやってきてからはいわば強制的に
ドイツ語のアルファベットが打てるようになっていますから、
この「エスツェット」も苦労せずに打ててしまいます。
この「エスツェット」は小文字として打たれます。打たなくても良いのですが、
打とうと思えば打てます。思わなくても打てるようになっています。
打つ時には何の指を使うかご存知ですか。
指一本打ちの達人を見たことがありますが、
その人にとっては何でもかんでも人差指?
何の指を使うか、もちろん手の指ですね。
どの指かというと、両手打ちの人は大抵子指で打とうとして
別のキーを打ってしまうことがしばしばですね。
経験者は語るです。
でも大文字の「エスツェット」はないです。
聞く所によるとスイスはこの「エスツェット」を廃止したということです。
スイスでは全然使われていないというのでしょうか。
とにかく、今回始めて小文字に加えて大文字の「エスツェット」が登場する
ことになったそうです。
外国人としてドイツ語を学んでいる人たちにとっては、それがどうだというのだ!?
という疑問がふ~っとわいてくるかもしれませんね。
* *
どうして大文字の「エスツェット」が導入されたのでしょうか?
外国人ドイツ語学習者にもっと頑張ってもらいたい、
習得には大いに苦労して貰いたいとの配慮からでしょうか、どうなんでしょうか。
別に小文字でも大文字でもあまり影響はありませんよね。
Die deutsche Sprache hat jetzt offiziell
ein großes "scharfes S"
Eszett
Die deutsche Sprache hat jetzt offiziell ein großes "scharfes S"
21 Jahre nach der umstrittenen Rechtschreibreform ist
das amtliche Regelwerk erneut an einigen Stellen geändert worden -
aber in viel kleinerem Ausmaß. Nach Beschluss des Rats für deutsche
Rechtschreibung gibt es nun das "scharfe S" auch offiziell als
Großbuchstaben. Es sieht aus wie ein Mittelding zwischen dem bisherigen,
klein geschriebenen "ß" und einem groß geschrieben B.
http://www.kleinezeitung.at/oesterreich/5243383/Eszett_Die-deutsche-Sprache-hat-jetzt-offiziell-ein-grosses-scharfes-S
(→ ドイツ語文法暗示的解説)