ミック・ジャガーの「ローリング・ストーンズ」 対 ポール・マッカートニーの ”ビートルズ”

Mick Jagger: Rolling Stones sind besser als die Beatles

ミック・ジャガー:ローリング・ストーンズはビートルズよりもマシ
https://kurier.at/stars/mick-jagger-rolling-stones-sind-besser-als-die-beatles/400824395

Der Kult-Rocker Mick Jagger reagierte auf "Beatle" Paul McCartneys Aussagen.

ロック界の大物ミック・ジャガーが”ビートルズ”のポール・マッカートニーの発言に反応

Da hat die Antwort nicht lange auf sich warten lassen. Wie der KURIER berichtete, meinte ja „Beatle“ Paul McCartney (77) in einem Interview, dass die Stones zwar eine fantastische Gruppe sind, er sie alle sehr schätze, aber die Beatles besser seien.

返答は長く待つこともなかった。弊紙KURIER(オーストリアの日刊紙、訳者)が報道したように、そう、あの”ビートルズ”のポール・マッカートニー(77)はあるインタビューで、ストーンズは確かにファンタスティクなグループだ、とても評価している、でもビートルズの方がベターだよ、と意見を述べた。

Klar, dass Mick Jagger (76) da konterte. „Es gibt natürlich keinen Wettbewerb. Paul ist liebenswürdig. Ich bin Politiker. Der große Unterschied ist, dass die Rolling Stones eine große Konzertband sind, aus anderen Jahrzehnten und anderen Bereichen. Die Beatles haben noch nie eine Arena-Tour gemacht. Sie trennten sich, bevor die Konzerttourneen richtig losgingen“, so Jagger in der Apple-Music-Show.

もちろん、ミック・ジャガーは(76)は反論した。「もちろん競演はありえないよ。ポールは愛するに値する人間だ、がオレは政治家だ。大きな違い、それはねえ、ローリング・ストーンズは大きなコンサートバンドだということ、何10年も存在しているということ、しかもジャンルも別。ビートルズはいまだかつてアリーナツアーをやったことがない、コンサートツアーがこれからさあ始まるという前にビートルズは解散してしまったじゃないか」とアップルミュージックショーの場で語った。

„Die Stones machten weiter. (...) Die eine Band hat sehr viel Glück, in Stadien zu spielen, und die andere Band existiert nicht mehr.“

「ストーンズは継続して行ったんだし、(ここは省略)、バンドの一つはスタジアムでプレーするという実にラッキーであった、もう一方のバンドはもう存在していないよ」と。

Und einen neuen Hit haben die Stones jetzt auch noch rausgebracht: „Living in a Ghost Town“.

それにだ、ストーンズは今さらにニューヒットをリリースしたんだよ。「ゴーストタウンで生きる(この訳者の仮訳)」だ。




どこで耳にしていたのでしょうか、日本にいた頃、ラジオから流れていたのを何とはなく耳にしていたのでしょうか、よく覚えていません。
Satifsfaction とそこだけはよく耳に入ってくる。ローリング・ストーンズが歌っているものだとはあとで知りました。Satisfaction, Satisfaction とそこだけ、新しい英単語を覚えるかの如く真似して歌っていました、というか、その所に来ると一緒に発音していました。そんな思い出があります。Hey hey hey.

もう一つの思い出はドイツはハンブルクの郊外、ヒッチハイカーとして冬の寒い中、トラックに乗せられて到着した後でのこと。

ハンブルク中心地まで歩き続けていった。手が凍りそうで辛い思いであった。ハンブルク駅にようやく到着した。

さて、今晩はどこで寝ようか、貧乏ヒッチハイカーの悩みの一つはどこで寝るか。もちろん、大抵の場合、野宿するしかなかった。

ハンブルク駅界隈をウロウロしていたら、同じようにリュックを背負った一人旅の、私から見れば外国人にバッタリと偶然にも会った。アイルランドだったかスコットランドからだったろうか、もう覚えていない。

彼も寝場所をさがしていた。で、ある候補地はすでに”予約”してあると教えてくれる。夕方になりつつあった。暗くなってくる。コーヒー一杯がが安いというコーヒー専門店でそとの様子が眺められる窓際の顧客用カウンターに立ったままもったいないそうにゆっくりとチビチビとコーヒーを啜っていたのを思い出す。いくら粘っていてもコーヒーはいつしか飲み干してしまう。

じゃあ、一緒にそこへ行こうということになった。一緒にしばらくは行動を共にすることになった。どこへと連れて行かれるのか、快適なベッドが待っているのか。

アパートが解体中の場所だった。完全に解体済ということではなく、進行中といった具合だった。コンクリの建物の土台が少しずつ崩されているかのように見えた。そんな暗く不気味そうに見えた建物の中へと進んで行った。ある部屋だったのだろうか、中に入ってしまえば外からは中に誰かがいるかは観察されない、隠れ家みたいになっていた。そう、隠れて就寝中も邪魔されないことはとても重要であった。

暗い、しかも寒い。と、鉄製のストーブらしきものが転がっているのがみえた。彼はその辺に散らばっている何か燃えそうなものを掻き集めてきて、ストーブに入れ、火を点けた。煙が出てきた。やばい! 煙が、煙が誰もいない筈の所からが出てくるのを誰かが目撃したらやばい。やばいのだ。警察に連絡するお節介なドイツ人なのだ。しばらくして火を燃やすことは放棄してしまった。

寒い、でも我慢するしかない。今夜だけのことだ。明日になればここを直ぐにも出てゆく、何も起こらなかったかのように。

寒さの中で眠れたのだろうか。耳は敏感にも微かの物音も逃さないように緊張させていた。誰かがこんなところまでやってきたら困るのだ。
そんな心配と寒さのため意識は目覚めていたように思う。

翌朝、昨晩行ったコーヒー専門店へとまたコーヒーを飲みに行った。今日の予定はどうなっているのですか、と聞いてみた。これからベルリンへ行ってローリング・ストーンズのコンサートを見る、という。ベルリンって共産主義の東ドイツにあるのに、西ドイツから行けるようになっているのですか。

私は知らなかったが、行けるらしい。私としてはベルリンへと旅する予定は全然浮かんでこなかった。コンサートへと行くんだ、という彼の予定に私も一緒になって行動を共にする気持ちになりかけそうになったがブレーキを掛けた。これからも自分ひとりだけでドイツは南部へと私なりの旅を続けるのだと自分に言い聞かせていた。

別れを惜しみながらも別れた。分かれる前には住所を交換し合った。彼はベルリンの郵便局気付けとしてその住所をくれた。数日後には彼宛に絵葉書を書いて送った。もちろん返事を貰うことは期待していなかった。返事は一度も受け取らなかったと思う。返事が来ていたとしても読んでいる自分は想像出来なかった。ずっとヨーロッパに滞在していて、日本に帰国するのはそれから何年も後のことだったから。彼はベルリンでSatisfaction も耳にしていたに違いない。Were you satisfied with Satisfaction? 再会していたらそんな風に訊いてみたかった。




  ☆  ☆

人は自分のことを自慢したくなるのではないでしょうか。
日本語でも 自画自賛 といった四語慣用語が特別に用意されているかのようですが、
そこには若干の嫌味、いや嫌悪が含まれているのでしょうか。

ドイツ語にも似たような表現が見いだされるようです、と私は思いますが、
直接批判的に聞こえないこともない。
ご存知ですか。
天まで届くとは言っていませんが、それは英語表現だったか、言えるのかもしれません。

Eigenlob stinkt. (umgangssprachlich: man lobt sich nicht selbst) *Dudenから引用





    ☆  ☆

両者ともほぼ同い年ですね。
両者ともいまだに現役、お元気ですね。

どちらがベターなのか、世界中のファンの数で優劣を決めてみるのはどうでしょうか!?
でもどんな方法で?

レコードの通算販売数はいかがでしょう。
レコードを買わずも隠れファンも結構いることでしょうね。
レコード生産しているのでしょうか。

ある期限を設定して、その期限中にファンレター、というかファンメールをそれぞれに送れるように手配する。両者のメイルアドレスは公開されているのか、それとも公開できるのか、両者の了解がまずは条件となるでしょうか、世界中からのメールを受け取ってもパンクしないサーバーがサーブされているかどうなのか。まあ、あまり余り魅力的なアイデアでもありませんね。

じゃあ挙手でいきましょうか。
世界中、いや、地球上の人間たちに告げるのですよ。どのバンドがベターなのか、
挙手の多さで決めましょう。

では、ローリング・ストーンズのファンの方、手を上げてください。

次に、Beatlesファンの方、手を上げてください。

どこで多数決による対決が行われることになっているのですか、と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな思いを抱いた人、はい、手を上げてください。

地球を離れた宇宙の中を飛んでいる人工衛星にお願いして、地球上の皆さんが一斉に挙手している姿を写し取って貰うというのはどうでしょう。どこかの国の大統領就任式でサポーターがどのくらいの多さで集まったのか、その状況を写真に撮ったという。それを見るとスカスカな状況になっているのが見える。それは間違いだ。フェイクだと反論したそうな。こっちの写真が本物だというのも後で現れてきたとか。サポーターらしき群衆で埋まっている写真だった。さてどちらが本物だったのでしょうか。

まあ、そんなことがミック・ジャガー対ポール・マッカートニーとの間で起こるとは思えませんね。

お二人のご活躍、これからも陰ながら見守っています。

決定!  ミュンヘンのオクトーバーフェスト2020はキャンセルじゃん!

楽しみにしていたのに、、、というのは(私に限っては)ウソですが、とうとう中止になってしまった。
でも楽しみにしてた人たちは他にたくさんいたことでしょう。

https://www.oe24.at/welt/Jetzt-fix-Muenchner-Oktoberfest-2020-ist-abgesagt/427110470
Jetzt fix: Münchner Oktoberfest 2020 ist abgesagt
「訳出例」ミュンヘンのオクトバーフェスト2020年は中止と決定

"O'zapft is" wird man heuer nicht hören. Aufgrund der Coronakrise wird das größte Volksfest der Welt heuer abgesagt.

"O'zapft is" ってドイツ語? バイエルン語かも。ラテン語かな。
意味は? バイエルン人に聞いた方が早い?
しかしバイエルン語で答えられるだろうし、
バイエルン語はわたしはわからない。
でもなんとなく想像はつく。
開催に当たって宣言ことばといったところではないでしょうか。
確認はしていません。悪しからず。

「訳出例」"O'zapft is" という言葉は今年(2020年のこと、訳者)は耳にすることはないだろう。コロナウィールス危機の所為で世界最大級の国民的なお祭りは今年中止になる。

Das Oktoberfest in München ist wegen der Corona-Krise abgesagt worden. Bayerns Ministerpräsident Markus Söder (CSU) sagte am Dienstag, er sei mit Münchner Oberbürgermeister Dieter Reiter (SPD) übereingekommen, dass das Risiko zur Durchführung der Wiesn in diesem Jahr "schlicht und einfach zu groß ist". Gerade bei großen Festen brauche es wegen der großen Ansteckungsgefahr größte Sensibilität.

wegen der Corona-Krise
このドイツ語の前置詞 wegen は曲者。前置詞の後に2格相当語(この記事文のように)が来るというのが普通、と教わっていたのですが、
3格相当語が来ることもある、というコメントも良く目にします。つまり、どちらが来ても可怪しくはない、ということでしょうかね。

Wiesn とは? オクトーバーフェストが話題になるときっと出てくる単語。
オクトバーフェストを象徴するバイエルン語かも?

Oberbürgermeister とは? この言葉を初めて耳にしたと事後的に思ったのはかれこれ何10年前になることか。本人から直接耳にしたのだったが、当時は具体的な意味を実は知らなかった。知らされたときには「ああ、そうですか」と分かったような分からないような返事を返したことがある。実は、フィンランドのユースホテルで部屋が一緒になった。お互いに同室だということで一応簡単な挨拶を交わした。その際、「わたしはドイツはどこどこのOberbürgermiesterだ」と聞き取れた、と後で思い出した。へええ、ドイツのどこかのお偉いお方と同室になっていたのか!? もっと驚いた表情を示すべきだったのかもしれない、と後でもう一度自分に言い聞かせていた。

「訳出例」ミュンヘンでのオクトーバーフェストはコロナ危機で中止になってしまった。バイエルン州首相マークス・ズゥーダー(CSU)は火曜日(今日、2020年4月21日のこと、訳者)は語った。ミュンヘン市の大市長ディーター・ライター(SPD)と合意したと、今年オクトーバーフェストを開催するには危険が「あまりにも大きすぎる」ということで意見が一致した、と。大きなお祭りにあっては感染する危険性が大きのでセンシビリティも大きなものが必要なんだ、と。

Beide Politiker hatten in den vergangenen Tagen infrage gestellt, ob das Oktoberfest in Corona-Zeiten stattfinden kann. Am vergangenen Mittwoch hatten Bund und Länder beschlossen, Großveranstaltungen zunächst bis Ende August zu verbieten. Das Oktoberfest wäre vom 19. September bis 4. Oktober geplant gewesen.

なぜOktober オクトバーでもないのにオクトーバーフェストと称しているのか。最初は疑問に思う方もいらっしゃることでしょう。わたしはもうその疑問と付き合うことは終了しましたが、たしかに「September_fest ゼプテムバーフェスト」と言っても可怪しくはない日取りになっているのではないのですか!? オクトーバーフェストはほとんどゼプテムバー中に開催されているのですから。ヒント:お天気
「訳出例」同政治家二人は過去数日間、コロナウィールスが流行っている時期にオクトーバーフェストを開催することが出来るものなのかどうなのかと質問しあった。先週の水曜日、ドイツ連邦政府とドイツの各州は大きなイヴェントは差し当たって8月末まで禁止すると決定した。オクトーバーフェストは9月19日から10月4日までの予定だった。

ひとりごと。どうしてドイツ語文はサイト幅に対応して単語がぶっち切れないように動かないのでしょうかね。
日本語文はちゃんとサイト幅に対応しながら流れ込んでいるのに。どなたかご存知。

"Italexit"「イタレグジット」イタリア国民の半分は欧州連合からの脱退希望

https://kurier.at/politik/ausland/folgen-der-corona-krise-haelfte-der-italiener-wuenscht-sich-austritt-aus-der-eu/400810724

Corona-Krise: Hälfte der Italiener will EU-Austritt
コロナ危機:イタリア人の半分は欧州連合からの脱退に賛成している

Das Zögern der EU hat viele Italiener wütend gemacht:
Laut einer Umfrage wünscht sich die Hälfte nun den "Italexit".

欧州連合が(支援を)躊躇したことでたくさんのイタリア人たちを怒らした。


イタリア、殊に経済活動が活発な北部イタリアは世界中どこを見渡してもこれほどにもコロナウィールスに見舞われたところはない。つい最近まで世界中で一番死亡者数が出た国であった。一か月強以来イタリア国民は家にアパートに立てこもって外出することがない。


Dass es trotz mehrfacher Hilferufe aus Rom sehr lange gedauert hat, bis man sich in Brüssel auf ein Hilfspaket hat einigen können, sorgt jetzt für massive Unzufriedenheit bei den Italienern. Erst vor zwei Tagen einigten sich die EU-Finanzminister auf ein 500-Milliarden-Euro-Paket, das allerdings nicht die von Italien und Spanien gewünschten Coronabonds - also die gemeinschaftliche Schuldenaufnahme aller EU-Staaten - enthielt.

何度となくローマからは援助の手を求めたにも拘わらず、そしてブリュッセルで支援措置について合意するのにとっても長く時間が掛かったことでイタリア人たちの間では激しく不満が募っている。やっと2日前に欧州連合の財務大臣たちは500Milliardenユーロの支援措置に合意した。とは言うもののこの措置はイタリア、そしてスペインが求めていたコロナボンド、つまり欧州連合全加盟国が共同して負債を担うという措置ではない。


In zwei Umfragen wird nun deutlich, wie unzufrieden die Italiener mit der EU darum sind. 49 Prozent der Befragten sind laut dem Institut Tecne für einen Austritt aus der EU. 51 Prozent für den Verbleib. Das sind um 20 Prozent mehr "IItaliexit"-Befürworter, als vor eineinhalb Jahren, als dies zuletzt abgefragt wurde.

ふたつのアンケート調査で今や明らかになっている、いかにイタリア人たちが欧州連合に不満であることか。アンケートを受けた人たちの49%はTecne 調査機関によると欧州連合からの脱退に賛成、51%が欧州連合に留まっていることに賛成。これは1年半前の調査よりも20%増の「イタレグジット」賛成である。


Durchgeführt wurde die Umfrage unter 1000 Personen am 9. und 10. April, also kurz vor der Einigung auf Hilfszahlungen; die "Weiß nicht"-Stimmen wurden herausgerechnet.

このアンケート調査は4月9日、10日に施行された。つまり支援の支出に合意があったちょっと前でのこと。1000人に対して行われた。「分からない」と回答した人たちの分は除外されている。


Auch in einer anderen Umfrage fällt das Ergebnis ähnlich aus. Laut Termometro sind 39,9 Prozent für das Verlassen der EU, 40,9 Prozent sind für den Verbleib. Der Rest verteilt sich auf den Wunsch, nur aus der Eurozone auszutreten bzw. nur dort zu verbleiben, auch ohne EU-Mitgliedschaft.

もう一つ別のアンケート調査でも結果は似たものだ。Termomentro調査機関によると39.9%が欧州連合からの脱退、40.9%が欧州連合に留まっていることに票を投じている。残りの人たちにあっては単にユーロ圏から脱退すること、つまり欧州連合加盟国としての資格なくして留まれるところにとどまっている。



"Misstrauisch gegenüber Europa"
ヨーロッパに対する不信感

"Die Italiener sind bereits sehr misstrauisch gegenüber Europa geworden. Es gibt das Risiko, dass ein 'Italexit' ausgelöst werden könnte“, sagte der Direktor des Jacques Delors Instituts, Sébastien Maillard, zu den Folgen der Coronakrise. Die momentane Lage habe das Zeug, das Gefüge der EU erschüttern, so der Pariser Experte zur dpa: Gerade im besonders betroffenen Italien hätten Menschen das Gefühl, sich nicht mehr auf die Solidarität der traditionellen Partner verlassen zu können.

「イタリア人はヨーロッパに対してはもうとっても不信するようになってしまいました。”イタレグジット”を引き起こすかも知れない危険性がありますよ」とコロナ危機の結末についてセバスチャン・マイラード氏、Jacques Delors Institute ジャック・ドロール シンクタンクの所長は述べている。今の状況は欧州連合の屋台骨を揺るがすツールが備わっていますよ、とパリの同専門家はdpa紙に語っている。時も時、特に被害の大きいイタリアの人々の間では古来からの(他の)パートナー国の団結心にはもう信頼できないといった気持ちを持っていますよ。


„Ein Europa ohne Italien ist eine tödliche Gefahr“, sagte Maillard. „Nach dem Brexit (dem britischen EU-Austritt) kann man sich nicht vorstellen, dass ein anderes Land die EU verlässt, vor allem ein Gründerstaat.“ Über den Fall Italien hinaus drohe der Union mit 27 Staaten ein Stillstand. Denn die zu erwartende Rezession in vielen Ländern könnte eine soziale Krise auslösen und letztlich auch nationalistische Kräfte stärken.

「イタリア抜きのヨーロッパは致命的に危険ですよ」とマイラード氏。「ブレグジット(英国の欧州連合からの撤退)の後、欧州連合のもう一つの国、殊に創立国(イタリアのこと、訳者)が撤退することは考えられません」。イタリアの件を巡って27の加盟国が停止状態に陥る危険性があります。というのも多くの国々では景気後退がやってくるので社会的な危機が起こり得るし、そして最終的には自国民優先的な政治勢力を強化させることにもなりかねません」


Der frühere EU-Kommissionspräsident Jacques Delors hatte das nach ihm benannte Institut für europäische Fragen 1996 gegründet. Der 94 Jahre alte Franzose, der die Brüsseler Behörde von 1985 bis 1995 führte, hatte bereits Ende vergangenen Monats vor mangelnder europäischer Solidarität in der Corona-Krise gewarnt.

欧州委員会のジャック・ドロール前委員長は自分の名前を冠したヨーロッパ問題を取り扱う機関を1996年に設立した。現在94歳の同フランス人は1985年から1995年までブリュッセルの当該委員会を率いた、既に先月(2020年3月)末にはコロナ危機に直面してのヨーロッパ人たちの団結心が欠如していることに警告を発していた。
posted by Deutschleser at 20:07ウィーン Comment(0)イタリア

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